2018年3月31日にNHK BSプレミアムで放送された「モーニング娘。まるっと 20年スペシャル!」のつんく♂のインタビューの書き起こしです。
曲の解説、メンバー評など非常に興味深い内容になっているので、見逃してしまった人はぜひ読んでみて下さい。
みなさん、こんばんは。つんく♂です。
モーニング娘。がデビューして20年が経ちました。
正直、ここまで長く続けられるとは思っていませんでした。
皆さんの応援のおかげです。感謝しています。
今夜は私と一緒に、懐かしい映像で、モーニング娘。の音楽を振り返りましょう。
もくじ
1998年
モーニングコーヒー
デビュー曲の「モーニングコーヒー」に関しては、
正直どこまで、どうしていいかわからなかったので、
置きにいった感は、少々あったかと思います。
当時の音楽シーンを前後左右見渡して、
ダンス力や迫力のあったSPEED、大人の魅力もあったMAX、
それ以外にも、安室奈美恵のような小室さん率いる実力系のアーティスト達。
この面々に、まともにぶつかっていってもしかたないし、と思いながら。
とはいえ、”ある種マニアックな番組”(ASAYAN)のなかで、
そこから出てくるコンテンツが、お茶の間のど真ん中!って思ってなかったし。
なので、僕も楽しめるようなユニットであれば、
そういう意味で、反応があるだろうなって思って動き出したのが、
「モーニングコーヒー」でした。
豪速球でもなく、変化球でもなく、
ど真ん中高めのインコースくらいのイメージですが、
それが思ったより、いい感じに決まってしまって。
衣装もメイクも雰囲気も、時代の隙間ではあったんですが。
「よ!待ってました!」ってなった人が思ってた以上に多かったです。
振り返れば、当時そういう意味のアイドルがいなかった時代だったかもしれません。
80年台後半から90年台半ばごろ活躍したアイドル、
たとえば桜っ子クラブや乙女塾のribbon、CoCoなどのファンの皆さんも一気に集結した感じがしました。
サマーナイトタウン
「モーニングコーヒー」までは、僕も、
皆さんと一緒に楽しめたんですが、
このまま、80年代後半のアイドル路線で懐かしがっていてはいけないと思って、
思いっきり切り返したのが、「サマーナイトタウン」です。
正直、インディーズの「愛の種」や「モーニングコーヒー」で振り返ってくださった、
皆さんを裏切った感じになったかもしれませんが、
作品としては、シャ乱Q時代に作りきれなかった僕の好きな路線を追求する方向に、
サウンド的にもシフトチェンジして、それでダメなら終了〜って気持ちで切り返しました。
逆に、そこから同性ファンの人気が爆発したイメージですね。
そこまで時代を引っ張ってきたハードルの高いダンスユニットと違って、
「あれ?なんかまねできそう」感と、
音的にはちょっと新し目なサウンドで、
一気に中学生や高校生に浸透していった感じはありました。
抱いて HOLD ON ME!
サードシングル「抱いて HOLD ON ME!」なんですが、
レコーディングのときの思い出があります。
ラップの部分なんですが、どんなに練習しても安倍なつみが歌えなくって。
リズムの中では録れないから、声だけを単体でレコーディングして。
それをオケの中に貼り付ける作業なんかも今と違ってめちゃ大変でした。
そういう試行錯誤もしながら仕上げていきました。
1999年
Memory 青春の光 / 真夏の光線 / ふるさと
社会的にも株価は超低くなってて。
なんとなく、どよーんとした時代感のなかにありました。
実はこの頃、CD市場も移り変わりの時代に入っていきました。
テレビドラマの主題歌になれば、100万枚、200万枚売れるという時代も終わって、
バンドブームも終わって、
1999年がなんとなく暗かったんですね。
そう思いながら、NYに行ってレコーディングした「Memory 青春の光」。
これは一流ミュージシャンを集めたり、ヒットエンジニアでTDしたり、
いろいろ十分に仕掛けたけど、思った程ブレイクせず。
イメージの中では100万枚とか行くつもりだったので、
なんとなく自分も、周りもちょっと失速気味だったんです。
で、時代も暗いし、明るく行こうって思って、
メジャー調の曲で、「真夏の光線」を作りました。
良い出来だったけど、これも結果、それほど及ばなかった。
苦肉の策で、ダンス路線はちょっと置いて、
バラードというか、メンバーの内面に入ってみようかなって思って、
メンバーのお母さんも登場するようなMVも作りつつ、
苦心して作ったのが「ふるさと」でした。
LOVEマシーン
ちょうどナインティナインの番組でもあったし
1999年9月9日に、9人で次のシングルを歌う!
という企画だけが先行してたんですが、
夏休みを使ってオーディションをしたけど、
当時7人だったモーニング娘。に2人加える予定が、1人しか決まらず。
強引に2人にしてもよかったけど、
後藤真希が抜け出てたので、企画無視して1人だけ合格!ってしたんです。
で、後藤真希を決めて、8人並べて
製作期間2週間くらいで、「LOVEマシーン」を仕上げました。
モーニング娘。が20年続くなんて思ってやってないし、
アイドルというのが長くて4、5年かなと。
結成して2、3年のモーニング娘。としては、紅白も出たし、
もう、することはしたので、
この曲で華々しく散っても問題ないって思っていました。
なので思いっきりふり切ったイメージです。
女の子たちも、中途半端に長く芸能界にいるより、ええ時輝いて、さくっと引退して、
「お母さんも、昔は紅白に出たことあるのよ!」くらいな引退感の方がカッコ良いだろうなぁって。
「Memory 青春の光」の時は、僕のエゴ満載だったんです、きっと。
「俺、こんな音楽もできんねん!」みたいな、ちょっと上からな感じ。
それは、やっぱ鼻についたんでしょう。
でも、「LOVEマシーン」の時は、そういう欲はまったくなかったです。
単にシャ乱Qでは表現できなかった僕の好きな部分を爆発させただけでした。
「LOVEマシーン」が売れたので、
そこから大きく、時代も、波も変わっていったように思います。
「LOVEマシーン」がヒットした。
このことに僕もすごく自信をもらったんですね。
2000年
恋のダンスサイト / ハッピーサマーウェディング / I WISH / 恋愛レボリューション21
この当時、サブカルというか、
クラブやディスコというようなシーンでも、DJが面白がって皿を回してくれたんです。
それまでかからなかったFMなんかでもかかった。
これは単にモーニング娘。のサウンドが受け入れられたと、実感したんです。
企画ウケしただけでなく、音楽が成功したんだ、と実感してました。
日本人の好きなツボと、そういう音楽シーンの方々の「ああ、これね」的なツボに投下していく感じで
コールアンドレスポンスを楽しんでいました。
「ハッピーサマーウェディング」に関しては、シャ乱Qでの反省点として、
結婚式に呼ばれて駆けつけても歌う曲がないって思っていたので、
売れているうちにウエディングソングは作っておこうと思って、
すぐ作りました。
2001年
ザ☆ピース!
当時、メンバーがモーニング娘。以外のユニットでの活動も少々あって、
そこで、もまれて帰ってくるというような、そういう流れがありました。
石川梨華は「カントリー娘。」とか「タンポポ」で もまれて
いっつも隅っこにいた子が、真ん中で堂々とできるところまで、心も成長したので、
ここらで真ん中来ちゃいなよ!って感じでトライさせました。
女の子の心の成長は思った以上に、すごかったです。
間奏のところでの、表情やダンスを含めて、
石川梨華は、かなりやりきってくれた感がありました。
それが「ザ☆ピース!」です。
Mr.MoonLight 〜愛のビッグバンド〜
「Mr.MoonLight 〜愛のビッグバンド〜 」では、
吉澤ひとみの男前感も、一気に爆発した感じがありましたね。
4期には石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜衣と4人いたけど、
みんな爆発してった感じはあります。
ちょうどその裏で、1期2期あたりは、少し「ふ〜」って深呼吸してた感じ。
エースが、ずっと一人だったら、みんな精神的に、押しつぶされていくんでしょうが。
モーニング娘。は新人にバトンタッチができるので、先輩はちょっと休めるんですね。
それが、”チームが長生きする秘けつ”となったように思います。
安倍なつみや矢口真里、後藤真希もいっとき活躍したら、
その後ストレスで、めちゃ太るんですが、
他のメンバーが目立ってくれている間に、どっかで自分を取り戻して、
勝手にまた痩せていく。
そんな感じでチームを保ててたように思います。
2002年
そうだ!We’re ALIVE
(ハロプロ内におけるモーニング娘。の立ち位置について)
やっぱ、時代を作った立役者なので、
モーニング娘。がなくなったら、すべてのバランスは崩れるんでしょうね。
ハロー!プロジェクトも何をどう見ていいのか、わからなくなるんじゃないかな。
日本でいう京都みたいな。違うかな。
逆にいうと、その頃のモーニング娘。はいろいろ背負ってて、
今、ふと思ったのは、勝負はできにくくなっていたかもしれません。
攻めているようで、ちょっと守ってたように思います。
当時は、各ユニットのあり方をある程度、設定し始めていた時期でした。
そんななか、モーニング娘。では「LOVEマシーン」のヒットもあったので、
何となく、世の中から元気ソングを求められているのを感じていました。
Do it! Now / ここにいるぜぇ!
(歌詞中の「原宿」というワードについて)
僕も大阪からの地方組ですから、原宿に憧れがあるんです。
”HARAJUKU”という音の響きも、
その曲の、その音符ではリズムに乗せやすいと判断したり。
言葉の響き的な判断もあるとは思います。
でも、やっぱ、僕が高校生の時に、
おニャン子クラブの子達が着てたTシャツも原宿で売ってたし、
大学生の時に初めて原宿に来た時も、すごい人で。
デビューする前はバンドブームのホコ天があったり、
やっぱ情報発信の若者の場所ですよ。いまだに好きな場所です。
のちにリーダーになる高橋愛は、
ある程度「歌える子メンバー」として合格させたけど、リズムが悪くって、
だから方言も取れないのかなぁ。。。なんて、笑い話もしてました。
「一歩一歩でしか進めない人生だから」という歌詞のアクセントがおかしくて。
「一歩一歩でしか」のところだけを何時間もレコーディングした記憶があります。
本人もいまだに夢に出るくらいのイヤな思い出かもしれません。
そこだけを何時間もやったので。
「一歩も進まんやん!」って思ってたかもね。
2003年
モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
AS FOR ONE DAY
ありがたいことに!と言うと変ですが、
モーニング娘。は多くのメンバーが歌が、あまり上手じゃありませんでした。
だから僕らは、なんとかして、ええ曲に仕上がるように努力してきました。
レコーディングの時も、どのテイクを使うか必死になって探しながら録ってたし、
この子が歌っているようにテレビ的には見せるけど、
実際このパートを支えているのは他の子、なんてのもよくありました。
そういう意味で、歌を助けてくれたメンバーがいました。
正直、初期のモーニング娘。は福田明日香の声も、石黒彩の声もなかったら、成り立たなかったし。
実は、高音部分のコーラスは僕の声を混ぜて、矢口真里をたくさん使って雰囲気を出してました。
そして、保田圭の声も、だいぶ助けてくれましたね。
そういう工夫の積み重ねが、モーニング娘。の歌の個性となっていったように思います。
シャボン玉 / Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
この頃、正直、何が面白いか麻痺しだしてて。
僕の中でもネタ不足というか。
僕が学生時代に萌えたダンスナンバーとか、洋楽の好きだったモノは、だいたい消化してたんです。
で、モーニング娘。に何をさせようか、そう思ってて。
そんなときに「シャボン玉」を作りました。
「シャボン玉」は、実は西城秀樹さんの「ジャガー」って曲のオマージュなんです。
この曲のコンプレッサーのかかり方とか、ベースの感じが、めちゃロックしてて好きで。
この歌謡曲のとがってた時代のサウンドをなんとか、もう一度再現できないかなと思って。
とがって聞こえる曲って何だろう?って思いながら、
「ジャガー」を聞き返してて思ったことをヒントに、曲を作ったりしてました。
ファンの皆さんが、ライブで盛り上がる曲に成長してくれてうれしいです。
2004年
愛あらばIT’S ALL RIGHT / 浪漫 〜MY DEAR BOY〜
(メンバーの卒業について)
本人たちが、どんな気持ちでいたのか、今、振り返っても思い出せないのですが。
勝手に判断すると、彼女らの卒業って、半分以上はホッとしているように思います。
もちろん、不安もたくさんあるとは思うけど。
モーニング娘。は、モーニング娘。がゴールではなくて、
ここから、その先、どう生きていくかを考えていく場所なんだと思います。
メンバーの中でも、お茶の間的に、人気のある子、そうでない子が出てくるとは思うんですが、
卒業させていくプロデュースサイドとしては、
格差なく、同じように送り出してやりたい、そう思ってやってました。
自分でやめるきっかけを作ってしまう子はどうしようもないですが。
そうでない場合は、なるべく前もって卒業を宣言して、じっくり空間を作っていくようにしていきました。
女子かしまし物語
モーニング娘。の人数も増えて、メンバーそれぞれの個性を、どう出していくか?
それを考えた時に、できあがったのが、「女子かしまし物語」です。
メンバーが自分で自己紹介するのではなく、僕というフィルターを通して、他のメンバーが歌う的な。
で、最後に、自分でボケたりして、メンバーのツッコミがあって、なんか丸く収まる。そんな曲ですね。
新メンバーが入った時に、個性だったり、カラーを知ってもらうのに、不可欠な曲になっています。
涙が止まらない放課後
「涙が止まらない放課後」は、どんな曲でいくか、困っていた時に作りました。
「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」でかっこいいモーニング娘。を演出して、
吉澤ひとみや、藤本美貴もかっこよく見えた後の、全員で攻める「女子かしまし物語」があって、
その次、「どうすんだよ?」ってなってました。
僕の中で、歌の上手そうな子を持ち上げても、そこまで爆発的な歌唱力でもなかったので、
逆にずっこける歌をメインにもってきて、
世間に「え?なにこれ」みたいなのもありちゃうん?って思って。
「涙が止まらない放課後」では、紺野あさ美をメインにレコーディングして、
なるだけ回数をかけて録音しないようにしました。
つるーって数回歌わせたのを、そのまま仕上げようとして、完成まで持って行ったんですが、
仕上げ近くのを当時のメーカーの社長に聞かせたら、「これは勘弁してくれ」って言われてしまって。
冷静に聞き直したら、とんでもない歌だったので、そこから、かなり音程とかをやり直して
結果的に、時間や労力がかかった作品になってしまいました。
僕の中では、彼氏のそばで緊張をごまかすために歌った、適当な鼻歌に対して
彼氏が「それ、何て曲?」って突っ込むという設定が、自分でも、よくひらめいたなって今でも思ってます。
2005年
Theマンパワー!!! / 大阪 恋の歌 /色っぽい じれったい / 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜
モーニング娘。には、ヒットする、しないは別として、
数年おきに転機となる曲があるんです。
「Theマンパワー!!!」もそうで、後には「リゾナント ブルー」、「One・Two・Three」
このあたりが、「LOVEマシーン」以降の”時代と時代の切り返しの曲”になってると思います。
「Theマンパワー!!!」は僕のなかで、心地いいなって、仕上げることができたんです。
イントロのオーケストラヒットのピッチ(音程)がめちゃくちゃで、
通常のピッチより、半音くらいおかしいんですが、それが気持ちよくって。
訂正せずに、そのまま使ったのが結果的に良かったと思っています。
フェイクも、ダンスも、思った以上によく仕上がってます。
「マンパワーがみなぎる」のフレーズを繰り返し
吉澤ひとみや高橋愛が、ピッチギリギリの「みなぎるうぅぅ」みたいなフェイクで追っかける。
アイドル的な輪唱とかでなく、ロックなニュアンスのフェイクをバチバチ決める。
これが気持ちよかったです。
この曲はミュージックビデオも固定の引きの絵、一発。
実は、他にも、いろいろ撮りましたが、
”引きの絵のみ”でやった方が、迫力もダンスもよく分かるよねって、なったわけです。
まあ、今思えば「おどってみた系」のはしりですね。
2006年
SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜 / Ambitious! 野心的でいいじゃん
前の年あたりから、「高橋愛をうまく使って欲しい」というような事務所の思い入れもあって、
当時、彼女の歌、声をどう料理するかを考えていました。
「SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜」で、今度は田中れいなを、ググっと押し出してみたりもしました。
メンバーの歌声の個性をいかしながら、どんな曲を作っていくか、
いろいろ模索しながらチャレンジをしていた時期ですね。
歩いてる
いろいろ模索する中で、企画色を薄めて勝負したのが「歩いてる」。
この歌のイメージは「ふるさと」の進化版。
あのとき「ふるさと」で歌いきれなかった、その奥にある情景を歌詞にしました。
「ふるさと」の時より、僕もモーニング娘。も成長してて、
都会に慣れたかな?というようなそんな気持ちを歌詞にしたら、
それがなんとなく、当時の混とんとしたモーニング娘。にもハマって。
売り上げ自体が突き抜けたわけじゃないけど、運もあって1位になれたとみんなで喜んだ記憶があります。
こういう運を持っておくことも、とても大事なんだと思ってます。
「ふるさと」の時は製作時間がなくて、
TV番組の都合や、メーカーのリリース事情に押し出されて、作り上げた記憶もあって、
メンバーにも、曲にも、申し訳ないというか、なんか不完全燃焼な僕がいて。
「歩いてる」は、じっくり作れた記憶があります。
そういう時って、いつも同じですが、
売り上げ枚数より、手応えというか、達成感が勝ってました。
「歩いてる」は、作ってよかった という気持ちでレコーディングを終えることができました。
2007年
笑顔YESヌード / 悲しみトワイライト / 女に 幸あれ
久住小春が入ってきて、光井愛佳も入ってきて。
若返ったって思ったけど、彼女たちは見た目も落ち着いていたので、
どう攻めていくか、とても迷っていました。
ただ、その時期、5期、6期、が相当力をつけてきてて。
高橋愛、亀井絵里、の歌はだいぶ良かったです。
そして新垣里沙がグングン良くなってた。ダンスもキレキレで。
そういう意味でグループ全体の力は上がってた。
だから歌うことが難しい楽曲にも、チャレンジできたのだと思います。
この時期は、高橋愛を中心に楽曲を作っていたので、
今振り返ると、少々同じ方向を向いている気がしますね。
マイナー系のロック。
それが、大人っぽいといわれる曲調にもつながったのかもしれません。
これが当時の高橋愛が持ってた”存在感”なんでしょうね。
みかん
秋に出す曲だったと思いますが、
日本のお茶の間にあって、秋とか冬で、なんかええのんない?って、ずっと探してたんですが、
なかなか見当たらず、オレンジじゃないもんなぁ?ってなって、結果「みかん」かぁってなりました。
なんで、そうなったんやろ?って今でも思うけど、
スピッツに「チェリー」があってモーニング娘。に「みかん」があってもええんちゃうって思ってます。
2008年
リゾナント ブルー / ペッパー警部
当時は、AKB48もどっちに転ぶかわからなかったし、アイドル界全体が模索してた時期でした。
モーニング娘。としては、みんなでこの時期を乗り切ろうと思っていました。
そうこうしている間に、Perfumeという音楽的な”におい”のするチームが出てきました。
彼女たちも最初は、”アイドル”ひとくくりの中で大変だったと思うけど、
プロデューサーのこだわりもあって、”オト”で抜け出していったように思います。
日本人たるアイデアや知恵もあって、
外国人にもわかりやすいJ-POPとして世の中に響いていったように思います。
僕はそんな年に、「リゾナントブルー」が作れて、本当に満足してました。
この曲を作った時、妻のお腹の中に子供がいて。
確かデモテープを、車でかけて聞いていると、お腹の中の子どもが、びっくりするほど暴れて、
助手席に座っている妻が急に「蹴られる!」って言ったのを覚えています。
この曲が流れ出すと、赤ちゃんもノリノリになるんだなぁって思いました。
結果的にこの曲は、ダンスもすごくよくハマって。
チームとしては一番迫力のあった時代じゃないかって思ってます。
メンバーそれぞれが、個性もあって、力もあった、そんな時代ですね。
2009年
泣いちゃうかも
この時期、特にアルバムではクオリティが高い曲を作ることができたように思っています。
僕としては、シングルはどうしても、事務所の思惑や、狙っているタイアップの顔色とか、
目立たせるメンバーのプライオリティーとか、そういうのもあって、模索するんですが、
アルバムは自由に作れたので、
アルバムを中心に、ライブで映える曲とか、家でイヤフォンでじっくり聞きたい曲とか、
シングルでは見せない、普段は目立たないメンバーを引き立てる曲とか、
そういうアルバムの曲作りが、”プラチナ期”の音楽につながったのかな。
この時期は、中国からの留学生メンバーのジュンジュン、リンリンの日本語もとてもうまくなってて。
リンリンなんかは、体が小さいわりにすごくパワーのある声をしてて。
後半戦、彼女の声は、レコーディングの中心にありました。
あの子の声がメインボーカルの真ん中をしめてたように思います。
僕はかなり信用して使ってましたね。
いわゆる”下手くそ”がメンバーの中にいない時期でもあったので、
全体的にレベルが高かったのかもしれません。
しょうがない 夢追い人
どうしようもない彼氏のことを歌っているように書いてますが、
実は、この曲は、メンバーの心の叫びだったように思うんです。
どっかでメンバーもこのドアを叩いて突き破ってその先の世界に飛び立ちたい!
そう思ってたと思うんですね。
そのポジティブな気持ちの裏側にある今の締め切ったドアの中にいる私
それを曲にしたのが、「しょうがない 夢追い人」なんです。
この曲は、高橋愛や新垣里沙などメンバーの気持ち、そのままなんです。きっと。
なんちゃって恋愛 / 気まぐれプリンセス
まあ、他のユニットが成長する一方で、モーニング娘。はよくも悪くも、
安定したポジションになってしまっていたのかもしれません。
この時期、モーニング娘。は2007年の8期オーディション以来、オーディションが止まってるんですね。
僕はどんどんメンバーの入れかえをしていきたかったけど。
経費もかかるし、卒業後の進路が心配というような、事務所の親心もあって。
なかなか足踏み状態のような時期ではありました。
とはいえ、ファンはライブにきてくれるし、メンバーは力をつけてきてるし。
楽曲のクオリティを下げるわけにはいかないので、
曲自体がなんとなく難しくて、歌い上げる方向へ進んでいったように思います。
僕自身が、マンネリ化していたのかもしれませんね。
ただ、楽曲としては、「なんちゃって恋愛」も「気まぐれプリンセス」も、
いまだにコンサートで盛り上がる曲なので作ってよかったと思ってます。
当時は、今いるメンバーで「何とかもう一度、トップアイドルに返り咲きたい」と踏ん張っていた、そういう時期だったかな。
でも、この時期の踏ん張りがあったからこそ、今のモーニング娘。があるんだなって思いますね。
2010年
女が目立って なぜイケナイ / 青春コレクション / 女と男のララバイゲーム
アイドル、4、5年って言ってたのに、4期5期(※)が入ってから相当な時間がたってました。
ただ、高橋愛も含めて、激太りすることもなく、よく精神的にも踏ん張ってたなぁって思います。
僕は、それには理由があると思うんです。
それはちゃんと楽曲をかみしめ、ライブで、ファンの皆さんとちゃんと消化して帰ってくるから。
ファンがメンバーの精神安定剤になっていてくれたんだなと。
昨日今日出来た新人グループでは、こうはいかないなって思っていました。
2011年
まじですかスカ! / Only you / この地球の平和を本気で願ってるんだよ
我が家では、次女が、震災の数日後に生まれました。
本当に、こんな中で子どもらは育っていくのだろうか。
音楽なんて、みんな聞いてくれるのだろうか。
そんなことも真剣に考えたりもしました。
でも、「LOVEマシーン」の時もそうでしたが、
世の中が暗い時ほど、世の中は愛に飢え。笑いに飢え。感動に飢え。
思い返せば、「シングルベッド」が売れたのも阪神・淡路大震災の後からなんです。
リリースはその前からしてたんですが、阪神・淡路大震災までは、100位以下のチャート圏外の時期もあったんです。
でも、震災以降、ジリジリ動いていくんですね。
ラジオや有線でかかりまくるんです。
世の中を応援しながら、世の中に応援されていました。
その時のことを、なんとなく覚えてて。
この年は、新しい9期メンバーも入って、僕らにできることはなんだろう?って考えました。
その答えは、「LOVEマシーン」の時と同じだけど、
この大所帯の女の子たちの、笑顔やエネルギーを届けることなんだ! そう思いました。
2012年
ピョコピョコ ウルトラ
恋愛ハンター
昔からK-POPでは当たり前だった処理なんですが、
ボーカルトラックをコンピューターに取り込んで、ソフトを使って音程を修正するという手法がありました。
これをやると、ものの数分で音程が良くなるんです。
でも、やっぱりソフトで書き換えたのがわかるし、音としても「これは聞きづらいね」と僕らは使っていませんでした。
でも、2012年ごろから、ソフトウェアの質も少しずつ良くなってきてたんです。
そして、「ボーカロイド」という機械音そのものを楽しむジャンルも出てきました。
「ああ、変わったなぁ」って思って、そういう手法をちょっと探ってみようかって。
それで、EDM系の音なら、歌声を加工しても気にならないし、
少々下手なメンバーの声も、なんとか面白く処理できるんじゃないかって思いました。
それに、ダンスが得意な9期の鞘師里保や10期の石田亜佑美を中心に、モーニング娘。をダンスグループに見えるようにしたいって考えもありました。
それで、「恋愛ハンター」で、ダンスが映えるEDMを試してみました。
実は、この曲では、僕の声も丸々加工して、何言ってるかわからない感じで、「恋愛ハンター」というのを繰り返しコーラスしています。
リズムもダブステップの入り口みたいなことも試しましたね。
まずは、いろいろEDMを試してみて世間の反応を見ました。
One・Two・Three / The 摩天楼ショー / ワクテカ Take a chance
「恋愛ハンター」で、ある種の”学び”がありました。
いわゆる、皆さんが”つんく♂メロディー”といわれる、
歌謡曲タッチの歌メロを残しておいて、サビで歌いあげるというのが、僕はJ-POPの絶対条件だと思ってたんです。
世間で流行ってる洋楽のエキスをもらって、中身に哀愁感的な歌メロを突っ込む、
これまでの僕の手法が残ってたのが「恋愛ハンター」でした。
でも、これでは、いくら新しい音楽であるEDMを試してみても、
これまでと、まったく変わらなかったんですね。
で、もっと刺激を!と曲の作りから変えようと思ったんです。
それで思いっきりシフトチェンジしたのが、「One・Two・Three」です。
この曲で、サビみたいな場所を無くすというか、”歌いあげさせない”というルールを作ったんです。
本来なら、このあとサビが来て、気持ち良くなるべき場所であえて、歌いあげられないみたいな。
そのような構造の楽曲が逆にモーニング娘。の音楽の新たな個性となって
そして、その新しい音楽とともにメンバーそれぞれの顔も見えてきて。
モーニング娘。は新しい時代に入っていったように思いました。
2013年
Help me!! / ブレインストーミング / わがまま 気のまま 愛のジョーク / 君さえ居れば何も要らない / 愛の軍団
この2年間くらい、わりと自由にやれて。
何でか分からんけど、楽曲チェックもほとんどなく、自由な時期でした。
なので、メインを決めたり、ダンスや衣装も結構好きにやってました。
それが良かったのかもしれませんね。
この5、6年間、K-POPにJ-POPが押されてたのが悔しかったので、なんとか勝負したいってのもありました。
これまでは我慢してたけど、ここで、やりたかったことを一気に全部やってやった感はあるかもです。
2013年の曲をさくっと、さかのぼっても捨て曲ないよなぁって思いますね。
ミュージックビデオも良くできてるし。メンバーにパワーがある。
やっぱ、鞘師里保と石田亜佑美が入って、踊れるユニットになったのは、大きかったですね。
あの2人が居ないと、ここまで僕をワクワクさせてくれなかったと思います。
2014年
笑顔の君は太陽さ / 君の代わりは居やしない / What is Love? / Password is 0
時を超え 宙を超え
放射線の治療もあったので、仮歌が入れられなくなってしまいました。
自分で作った曲に声を入れて、歌って試すことができなくなったのは今でもちょっと不憫です。
かゆいところに手が届かない感じっていうか…
まだ会えない誰かを、ずっと待っている人の歌です。
人は出会うべくして、出会うというのだから、いつかきっと出会うはず
そんな気持ちで待っている人の歌です。
いろんな出会いを想像しながら曲を仕上げました。
主人公の僕がいつの時代から見ているのかそう考えながら聞いてほしいなと思います。
TIKI BUN / 見返り美人
当時、NY公演に行くことを目標に、春から辛い放射線治療なんかをやってきてました。
絶対に治って、家族でモーニング娘。の勇姿を見届ける!って決めてました。
でも、あまりにも声が出ないし。どんどん、ひどくなってって。
NYに行く前に、別の病院で調べてもらって、結果待ちの状態で飛び立ちました。
NYについたら悪い結果が届いて。
モーニング娘。のライブを観て、とんぼ返りして日本に帰ったんです。
でも、NY公演でモーニング娘。の勇姿を観ることができて、良かったです。
モーニング娘。からたくさんの事を教えてもらったし、つんく♂というプロデューサーを一人前にしてもらったし。
感謝というか、恩というか。
出会いに、運命や、それ以外の使命みたいなものを感じてやってこれたなと
NY公演は自分にとって達成感がありました。
2015年
青春小僧が泣いている / Oh my wish! / One and Only
(ハロプロの総合プロデューサーを退いたことについて)
それまでとの違いとして、一番大きいのは、
今まではツアーのリハーサルなんかで、
彼女たちの今の心情、心境みたいなのをいっつも、のぞいてたんですが、
それがなくなったので、
今どうかな?煮詰まってないかな?楽しんでるかな?ってのがわからなくなったことです。
楽屋呼んでちょっと説教したり、笑い話したり、世間話したり、
そういう空気抜きみたいのがなくなり、ちょっと心配ではあります。
それでも、彼女たちの心に届くような気持ちで、曲は作ってるつもりです。
“青春”って、何というか生きてる証というか、”寂しさ”と”喜び”の中にあると思うんですね。
寂しくなかったら、”青春”なんてないんじゃないかなって思うほど。
家族でいても、友達といても、彼氏といても、ふとした瞬間に”寂しく”なる。
この”寂しさの気持ち”を歌えるグループであってほしいなって思っています。
2016年
Tokyoという片隅
前の年に、9期以降、先頭で戦ってきた鞘師里保が卒業するというのもあって、
やっぱ”あいつの心の中”というのは、頭にあったと思うんです。
僕もそうですが、
「正直だけで戦っていけない世の中に、どう立ち向かっていこうか。」
「なんか ズルしてるやつの方が良い人生なんじゃないか!?」
「でも、やっぱり正直でいたい」みたいなね。
そういう”気持ち”を若いモーニング娘。が歌うって、やっぱ意味があると思うんですよね。
モーニング娘。たちには「いつも正直でいて欲しい」という気持ちも大いに含まれていると思います。
そして、鞘師里保も鈴木香音もそうですが卒業していくメンバーにも強いエールを送っている、そんな歌ですね。
泡沫サタデーナイト
そうじゃない
「そうじゃない」は、決めつけに対する反発の歌なんです。
親もそうだし、大人になんか決めつけられる感じってあるでしょ、「あんたはこういうタイプだからね」みたいな。
そういう決めつけに対して、そう思われてるなら、
「そっちの方向でがんばろう」みたいな自分がいたり。
でもどっかで「私はそうじゃないのに!」みたいな自分と戦っていたり。
牧野真莉愛(注:この曲のセンター)も顔からして、大人に決めつけられがちな部分もあると思うんです。
僕も今までのように彼女たちとの接点が少ない分、どうしても見た目だけで判断する部分もあると思うんです。
でも、そうやって歌詞を書かれたら、
「つんく♂さん、私はそうじゃない!」って言うだろうなってのを先に歌にしちゃった感じです。
2017年
ジェラシー ジェラシー / 邪魔しないで Here We Go! / 若いんだし!
大人の世界であっても、子供の世界であっても、
世の中って”嫉妬”と”優越感”で出来てるんじゃないかって思うんです。
とくに男の世界の方が嫉妬感は強いですよね。
もちろん女の子の世界でいうとブランドのバッグや洋服も大事だし、彼氏の行ってる大学も、超重要です。
その感覚がなかったら、俺もこんなに頑張らないよなって病気した後もやっぱ思う。
子育てしながらも、やっぱ思うわけです。
人はジェラシーがなかったら戦わないだろうなって。
そのことをモーニング娘。が歌うから美しいわけですよね。
2018年
モーニングコーヒー 20th anniversary ver.
歌を過去さかのぼってきて感じたのは、
言いたいことを、あの子たちが歌うと何倍にもなって説得力が増すってことです。
ギター持ったロックミュージシャンが世の中の不満を歌うより、
何不自由のない生活してる女子高生が、世の中を切ってるほうが、やっぱ、突き刺さるのかなって思いますね。
「明るい未来に就職希望だわ」って自分でもよく出てきたなって思いますからね。
20年間の楽曲の中で、もちろん意味のない曲はないわけで。
すべての曲は後の曲の序章になってて、ちゃんと、つながってる気がします。
これは、僕が一人でやらせてもらっていたから、ちゃんと積み上がってきた歴史となったわけで。
20年間、無駄な時間はなかったなと思います。
メンバー達が、青春を振り返って、
「ああ、無駄な時間過ごしちまったぜ」って思ってない事を祈るばかりです。
みんなにとっても「忙しかったけど、良い青春だった」って自分の子供や孫に、将来自慢してほしいです。
それだけです。
ENDLESS SKY
(つんく♂にとってモーニング娘。とは?)
僕のようであって僕でなく、
あの子のようで、あの子でなく…。
ま、ずるい言い方させてもらうと
僕の青春ですかね。
つんく♂のモーニング娘。に関するインタビューは、「関ジャム ハロプロ20周年SP」↓の内容も要チェック。
関ジャム ハロプロ20周年SP つんくのコメント全文モーニング娘。まるっと 20年スペシャル! 副音声の内容 まとめ
- モーニングコーヒー
- 実は足が細く見えるように肌色のストッキングを履いている
- ハイビジョン画質でみるとストッキング履いているのがバレバレ
- サマーナイトタウン
- PV衣装のキャミソールは1900円
- 普段着より安くてびっくりした
- 当時、最低限のメイク以外は禁止されており、リップも薬用以外は使えなかった
- しかしみんなトイレに隠れてマスカラなどを使っていた
- 抱いて HOLD ON ME!
- 衣装はかっこよくなったが、この時はまだヒールで踊ることが出来ず足元がスニーカーなのでアンバランス
- 認知度が上がり、歌番組に出演した時の客席の反応が明らかに変わった
- この曲で初めて紅白に出場。それまで鬼のようだった夏まゆみ先生が泣いており、抱き合って一緒に喜んだ
- 真夏の光線
- PVはグアムで撮影
- テンションが上がった飯田はプールに飛び込んで溺れた
- はじめて笑顔で歌う曲をもらった
- 足が細く見えるように、日焼けした雰囲気がでるスプレーを使っていた
- Memory 青春の光
- 当時は歌詞の意味が全くわからなかったが、今読むと染みる
- POP JAMに出演したときの映像をつんく♂が見てダメ出しをされた
- ふるさと
- 実際に10代で親元を離れているメンバーが多かったので、歌詞とリンクして曲に深みがでた
- 今では自分が母親側の視点でこの曲を聴いているのが泣ける
- 売上が振るわずメンバー内でも危機感があった
- この頃から楽屋ではメンバー間のライバル心が芽生えてバチバチしてきた
- LOVEマシーン
- PVは3日間ほぼ寝ずに撮影した
- 実はPVには本当の私服のシーンがある
- 振り付けは、メンバーが不安げだとサムく見えるので馬鹿になってやれと教えられた
- ふるさと以前とは一体感が違った
- 恋愛レボリューション21
- 矢口は密かにギャルの後藤真希に憧れていた
- どこへ行ってもモーニング娘。の曲が流れており、自分たちの看板もたくさん目にした。この頃は明らかに調子に乗っていた
- (クラブでDJがまわしてくれた、という話について)実際にレコード盤も発売されていた
- 髪型とメイクは自由だったのでスタイリングで遊びまくっていたが、あとで落とすのがいつも大変だった
- 衣装のホースに手が引っかかることがよくある
- ハッピーサマーウェディング
- 飯田はこの曲が一番好き
- スーパーで流れているのを聴いて泣いたこともある
- 当時のメンバーはみんな既婚者。次に歌うのは後輩の結婚式だろうか?
- メンバーの結婚式では、中澤のセリフパートをアレンジするのが定番
- この頃からアイドルとして歌以外の仕事も増えてきた
- I Wish
- 矢口はこの曲が一番好き
- 辻希美はデコ出しを指示されたことに対し相当ゴネた
- ザ☆ピース!
- 当時を振り返ると、辻は楽しかった思い出ばかりだが、吉澤は(辻加護の世話も含めて)苦労したことばかり思い出す
- つんく♂とはレコーディング以外で話す機会がほとんどなかった
- つんく♂、夏まゆみ先生ともにダンスへのこだわりが尋常ではなくレッスンは苛烈をきわめた
- 石川はお腹をだす衣装を与えられていたので節制していた一方、辻はお腹を出させてもらえなかった
- 保田圭のアウトロの振り付けが激しくて面白いが、先生は保田を見本にしろと褒めていた
- Mr.MoonLight 〜愛のビッグバンド〜
- センターに抜擢されたのは嬉しかったが、いきなり男役になったのは戸惑った
- 歌番組の収録の尺にあわせていろいろなアレンジバージョンがあった
- そうだ!We’re ALIVE
- カバンを持って踊る理由がよくわからなかった
- メンバーが区別できるようにという理由で統一感のないバラバラの衣装を与えられることが多かった
- 昔は歌って踊るだけで必死だったが、今改めて歌詞を読み返すと感じるものがある
- Do it! Now
- この頃になると4期は落ち着いてきて、周りがみえるようになった
- メンバーからみてもつんく♂って原宿好きだよなあと感じる
- 高橋はリズムをとるのに必死だった
- この曲で辻はへそ出しを許された
- ラップパートのマイクの持ち方はつんく♂が突然思いついた
- 辻はカラオケでこの曲を歌う時は今でもあのマイクの持ち方を再現する
- 髪色が黒いので自分が中学生のときの映像だとわかる(ハロプロは高校生になるまで染髪禁止 / 後藤真希は例外)
- ここにいるぜぇ!
- 辻は前髪を固めるために毎回スプレーを1本使い切っていた
- 曲の後半は体力的にかなりつらい。LIVEではアンコールの一番最後に披露することが多く、余計に大変だった
- 紺野あさ美の「Como on say again」は「カモンセナゲ」としてメンバーみんなに真似されていた
- この時代の曲の間奏はフリーで踊っていいと指示されることが多く苦労した
- モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
- 生放送の歌番組はやっぱり気合の入り方が違う
- 楽屋ではチェキが流行っていた
- 昔は、生放送の番組の映像を確認するには家に帰って録画を視るしかなかった
- AS FOR ONE DAY
- 辻は歌割りが「多分」しかなく相当へこんだ
- NHKホールの食堂の特上寿司は美味しかった
- 当時は忙しくて自分の番組を見返す機会も少なく、(2人が今見ている)この歌番組の収録は全く記憶にない
- シャボン玉
- とにかく人数が多い
- 堂々としている田中れいな、緊張で目が泳いでいる道重さゆみ、新メンバー二人のギャップが面白い
- 藤本美貴がモーニング娘。に加入するというのは当時のメンバーにとっても大きな衝撃だった
- 歌番組のシャボン玉収録後はいつも首が痛かった。歌割りがないメンバーは特にツライ
- ポップジャムはフル尺で歌わせてくれることが多く、二番しか歌割りがないメンバーにとっての救世主だった
- 晴れ 雨 のち スキ(再放送updatedのみ)
- 吉澤は本当はおとめ組に入りたかった
- おとめ組では飯田圭織と藤本美貴がかなりバチバチしていた
- さくら組の楽屋はその噂で持ちきりだった
- それまでは毎日みんないっしょに仕事をしていたので別々になるのは不思議な感覚だった
- 愛の園 ~Touch My Heart!~(再放送updatedのみ)
- おとめ組は気の強いメンバーが多い
- 仕事に関してはかなり激しく言い争ったが、ネチネチしておらず尾を引くこともなかった
- 振り付けの先生が増えた
- 愛あらばIT’S ALL RIGHT
- 地味だが振り付けのリズムが難しい
- 矢口は体が小さい分、激しめに踊って目立つように見せていた
- 後藤真希はそんな矢口をダンスの見本にしていた
- 女子かしまし物語
- つんく♂の歌詞の鋭さに驚いた
- 番組の尺によって誰の部分が抜き出されるかが毎回違った
- 振り付けは楽しく面白い
- 涙が止まらない放課後
- いきなりメインボーカルに抜擢された紺野あさ美自身が一番驚いていた
- 紺野はとまどいながらも必死に練習していた
- PVにでてくる弓道のシーンは未だに意味がわからない
- Theマンパワー!!!
- 歌割りがないメンバーのダンスはかなりハード
- 昔はマイクを持ったまま激しく踊ることができなかったので、今と違ってダンスメンバーはみなヘッドセットになっている
- 大阪 恋の歌
- 関西弁の曲なので、つんく♂の仮歌の仕上がりっぷりが流石だった
- 色っぽい じれったい
- 当時、さんざん久住小春に振り回されていた道重さゆみ。(二人が見ている)歌番組の映像で道重が久住を見つめる場面のなんともいえない表情が面白すぎる
- 衣装のスカートは重い
- 高橋は「HAPPY END STORY」の部分の振り付けが好き。スーパーで無意識に踊ってしまい母親に怒られた
- 歌詞の「ビスケット」は元々「マスカット」にするという案があった。あえて色っぽくないもののほうが良いということで、乾いた感じのビスケットが採用された
- 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜
- 問題児でよく怒られていた久住小春
- この曲の久住の歌割りを引き合いに出し、メンバーみんなから「叱られるうちが花だよ」とイジられていた
- SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
- 振り付けは直前になって急につんく♂の手直しがはいった
- ステップはつんく♂が付きっきりで練習した
- Ambitious! 野心的でいいじゃん
- 夏まゆみ先生の振り付けは久しぶり
- 髪型は80年代を意識している
- 歩いてる
- PVをみんな一緒のロケで撮影するのは珍しく楽しかった
- ダンスシーンが一切ないPVはモーニング娘。の歴史の中でかなりレア
- 女に 幸あれ
- ジュンジュン、リンリンの加入は当時不安しかなかったが、来てくれて本当によかった
- 二人のおかげで、それまでとは全く違う進化がモーニング娘。に起きた
- みかん
- この番組をモーニング娘。のすべてのメンバーに見てほしい
- 現役時代にこういうつんく♂の話が聞きたかった
- 道重は10年前の映像を見るのが恥ずかしい
- 田中れいなはむしろ見たい
- 田中は見た目が変わっていないからそういうことが言える
- リゾナントブルー
- ダンスショットは私服のジャージで撮影した
- 道重は渋谷に可愛いジャージを探しに行ったが、今見ると10年前のセンス
- 田中はよく見た目が変わらないといわれるが、実は一番変わってないのは高橋愛
- 高橋は眉毛の太さだけが時代にあわせて変化している
- ペッパー警部
- 細眉の自分たちをみると時代と若さを感じる
- 泣いちゃうかも
- プラチナ期の自分の映像を見るのが恥ずかしい道重
- イントロのフリは田中を参考にしていた
- しょうがない 夢追い人
- 当時、田中はこの曲が好きではなかった。歳を重ねてあらためて歌詞を読んで好きになった
- 田中はつんく♂のような作詞、作曲がしたい
- なんちゃって恋愛
- この頃、全員の髪色が暗めなのは海外の仕事が決まったから
- 海外では黒髪、子供っぽいほうがウケるらしいとみんなで相談して控えめに統一した
- 気まぐれプリンセス
- 前のシングルのシリイベを楽しく終えた後、マネージャーに次の曲の衣装ではお尻を出しますといわれ楽屋の雰囲気が一気に暗くなった
- 実物は意外とかわいい感じで安心した
- 女が目立って なぜイケナイ
- この頃の亀井絵里の髪型が好きすぎる道重
- 今見ると衣装の髪飾りデカすぎ
- 青春コレクション
- 生地が薄く体のラインがでる衣装なので困った
- 田中はいつも他のメンバーの3倍くらい衣装のフィッティングに時間をかけていた
- 女と男のララバイゲーム
- 衣装の色がメンバーカラーと一緒の人とそうじゃない人がいてややこしい
- まじですかスカ!
- 東日本大震災の時、メンバーはツアーリハ中でみんな一緒にいた
- 今見ると9期が子供すぎる。こんな子供を叱ってたと思うと胸が痛む
- 年長の5期とお目付け役の光井愛佳が厳しく指導してくれていたので、道重は9期を可愛がることに専念できた
- 光井は相当こわがられていた
- Only you
- 仮歌をもらったとき今までとはぜんぜん違う雰囲気の曲という印象を受けた
- 田中、道重ともにこの曲が好き
- (2人が見ている映像の中で)鞘師が振り付けをミスったのを発見した田中。 自分の視点が口うるさい先輩みたいと爆笑
- 子供なりにキメ顔をする鈴木香音がかわいすぎる
- 高橋がいきなり金髪ショートにしてきたのはびっくりした
- この地球の平和を本気で願ってるんだよ
- 衣装がかなり攻めている
- ミニスカ衣装の場合、足元がブーツじゃないと露出が高めに見える
- 田中の衣装のヒールがかなり高く、足がめちゃくちゃ痛かった
- それでも踊れる田中に道重感嘆
- 道重は首を動かす振り付けが苦手。加入当初から飯田圭織に指導されていた
- ピョコピョコウルトラ
- この曲を聴くとドラマ「数学女子学園」のことをよく思いだす
- 工藤、佐藤が子供すぎる。母親のような目線で見てしまう
- 佐藤は今でこそパフォーマンスがかっこいい、色っぽいと言われているが、当時は先輩、同期、スタッフ全方面から怒られてばかりだった
- (2人が今見ている)歌番組の映像でもよそ見している場面を発見。怒られてばかりだったのも当然
- 佐藤の歌に関しては、田中は初期の頃から光るものがあると思っていた
- 恋愛ハンター
- 田中はEDM曲が好き
- 音楽的な話はつんく♂から聞くことがないので新鮮
- (つんく♂が言及している)下手なメンバーは道重のこと?
- 衣装やガニ股の振り付けは思わず「マジか」と思った
- この曲にも道重が苦手な首振りが…
- 鞘師はこの頃から後ろを一切確認せずに場位置の移動をこなしており、流石
- One・Two・Three
- 仮歌を聴いて、田中、道重ともに明らかに今までとは違う雰囲気の曲だと感じワクワクした
- 街中でモーニング娘。の看板をみる機会が増えてきた
- 衣装はただの色違いにみえるが、実はワンピース組とセパレート組に分かれている
- 佐藤はマイクを顔から話すとモニターによく映ることに気づいたらしく、この映像でもそれを実践している
- ワクテカ Take a chance
- 6期の二人だけは厚底で踊りを頑張った
- スタイリストの心配りによって田中の好きなピンク色の衣装にしてくれた
- Help Me!!
- つんく♂に名前を挙げてもらって嬉しい石田
- (二人が見ている)歌番組の映像ではまだ表情が硬い
- この時代からダンスフォーメーションが一気に複雑になった
- 個人で振り入れをしている段階では何をやってるのかさっぱりだった
- 譜久村は田中れいなと一緒に歌うパートをもらったので必死に練習した
- ブレインストーミング
- 最近はあまり披露した記憶がない
- つんく♂の見透かしたような歌詞に勇気をもらった
- 実際、歌詞の通り「いいことがあった」
- この曲由来でファンがブレスト4(譜久村、鞘師、石田、小田)という呼び名をつけたのも知っている
- 笑顔の君は太陽さ / 君の代わりは居やしない
- イントロの振りは譜久村と飯窪だけが周囲と違うが、元は石田と鞘師がその役割だった
- 変更を伝えられたとき石田は悔しかった
- 歌割りが9期、10期と期ごとに分かれているのがいい
- ファンに「笑顔の君は太陽さ」と思ってもらえれば幸せ
- 鞘師の隣に並べるのは自信になると共に劣等感も感じる
- 道重とふたりだけのパート割をもらえるのは特別な瞬間
- 君さえ居れば何も要らない
- TV番組なのに特別なダンスパートの時間をもらえて嬉しかった石田
- 道重がいるだけで安心感がぜんぜん違う
- 愛の軍団
- 歌っている人の手が挙がるような振り付けになっているのがわかりやすくていい
- フォーメーションのイメージは飛行機
- 「うぁいのぐぅんどぅあん」という歌い方はいかにもつんく♂っぽいが、最近は調子に乗って誇張しすぎてもっと抑えろとスタッフに怒られている
- 現在のLIVEでは、石田と佐藤はお互い目が合うくらい体を反っている
- What is Love?
- かがむ必要がある箇所では、長身組が身長が低い組に合わせて調整しなければならず結構大変
- Password is 0
- 二人でジャンプして0をつくる振り付けはかなり難しいが、石田・佐藤のペアだけは自信満々だった
- 時を超え 宙を超え
- 12期以降はつんく♂の仮歌をもらったことがない
- 子供だった9期10期の歌い方がしっとりして大人っぽくなった
- この曲を聞くと当時のメンバーの頭の中ではいつもつんく♂の仮歌が再生される
- 譜久村は2番の歌詞を読むと泣いてしまう
- つんく♂のいう通り、この時に「いつか出会うはず」と思っていた新しいファン、新しいメンバーに会うことができた。それと同時に卒業していくメンバーとの別れもあった
- キレキレに踊ればいいダンスではないので表現がとてもむずかしい
- まだ道重の卒業がメンバー以外に公表されていなかったため、パフォーマンスからは切なさが醸し出されている
- TIKI BUN
- (つんく♂のコメントを聞きながら)譜久村号泣
- 「TIKI BUNって何?」とメンバー間でも話題になっていた
- 歌詞を渡された時点では「寝不足は 〇〇」としか書かれておらず、〇〇の部分は未確定だった
- どんな歌詞が来るかと期待していたら「寝るしかない」だった
- 当時忙しすぎたので、「それはそうだよな」と皆が納得した
- 曲中では道重の姿を隠すような振り付けがある他、最初はフォーメーションの端っこにいた道重が徐々にセンターにでてくるような流れになっている
- それは意図的で、この曲で卒業する道重の「モーニング娘。としての人生」を表現している
- 見返り美人
- 曲調は演歌なのに歌詞が道重のことを歌っているので全く違和感を感じない
- 曲を聴いているだけで当時を思い出し涙腺が緩む
- シャボン玉(道重最後のNHK出演 / 再放送updatedのみ)
- 今でも’14が好きだと言ってくれるファンがいる。当時のメンバーにとっても’14は特別
- 青春小僧が泣いている
- 小田はつんく♂に一人だけで呼び出された経験はない
- 牧野とつんく♂の思い出は研修生時代のことばかり
- ツアーでも「Produced by つんく♂」の文言が抜けた。それによって演出がガラリと変わったのは現場のメンバーにも分かった
- 実は振り付けが上手側と下手側で微妙に違う
- Oh my wish!
- 鈴木香音がダイエットを頑張っていた。PVの撮影日に久々に炭水化物を口にした
- この頃、生田は前髪をガチガチに固めていた
- 実はこの曲のときだけ牧野の前髪の分け目が普段と逆になっている
- 雨の降らない星では愛せないだろう?(2015年8月4日放送 NHK特別番組 「いのちのうた」生放送より / 再放送updatedのみ)
- この生放送を見てファンになってくれた人がたくさんいた
- 牧野は指差しの振り付けを覚えるため道重の映像を参考にした
- 眼の前に進行役のKinki Kidsの2人がいたためかなり緊張した
- One and Only
- 鞘師の卒業が突然決まったこともあり、3曲を覚える期間が短く大変だった
- 英語詩なので忘れないように必死
- 鞘師推しを公言している女優 松岡茉優が、この曲でつい小田さくらに目を奪われた、と発言していたのを聞いて嬉しかった
- 小田は小学生の頃からPerfumeのファンクラブに入会するほどのファンだったので、PerfumeがMCを務めていたNHKの「Music Japan」の収録が楽しみで仕方がなかった
- 12期だけがPerfumeとトークする企画では本気で嫉妬した
- One・Two・Three(Updated)(再放送updatedのみ)
- サビのone two threeは12期だけがハモリの音程になっている
- この頃佐藤優樹がツインテールにハマっていた
- Tokyoという片隅
- 鈴木香音は自分が卒業した直後の娘。の曲は寂しくなるので聴くことができないらしい
- このNHK特番のためのスタジオLIVE収録日は工藤遥卒業公演(2017/12/11)の前日
- 小田は工藤と目を合わせる振りのところで最後だと実感した
- 演出で特効が炸裂すると事前に知らされていたが、リハーサルでは佐藤が特効にびっくりして大騒ぎした
- 泡沫サタデーナイト
- うたコンは生バンドなので新鮮
- 牧野のカメラ目線はお見事
- 鈴木香音が卒業して以降、間奏のDJ役は持ち回りになったが、セリフはメンバーがそれぞれ自分で考えている
- そうじゃない
- 確かに牧野の見た目は大人っぽいが、中身は小5
- つんく♂にはすべてを見透かされている感じがする。ひょっとしたら両親よりも
- NHKの番組「シブヤノオト」でチュートリアル 徳井義実がこの曲のフォーメーションに加わるという企画があった
- うまくできない徳井に対して佐藤の笑いがおさまらず徳井はかなり参っていた
- ジェラシー ジェラシー
- 小田は「嫉妬心を抱いている自分」が好きではなかったが、この曲の歌詞を読んで考えを改めた
- 12期は加入当初、フォーメーションを組んだ先輩の後ろに4人で並ばされているだけのことが多く悔しかった
- 道重が立っていたポジションを確保できるのは一人だけ。それを手にしたメンバーに対する嫉妬心も向上心につながった
- この曲の歌詞は特に女性に刺さる
- 邪魔しないで Here We Go!
- バナナゼロミュージックはOGと一緒の収録だった
- OGの目前で歌うのは緊張した
- 収録日は新曲が発表される前だったのでこれが初めての披露だった
- 振り付けは新しい先生で音のとり方が新鮮だった
- 小田はダンスを褒められることが少ないので、新しい先生にほめられて嬉しかった
- モーニングコーヒー 20th Anniversary ver.
- スタジオLIVEのセットが可愛くて楽屋でも話題になっていた
- 収録日は台風。テレビ局に向かう途中、すでに傘が壊れて濡れていた石田を発見した小田が助けに行ったが、その瞬間に小田の傘も壊れてしまい結局二人一緒に雨に打たれながら局入りした
- 傘が壊れた瞬間をマネージャーが目撃しており、あとで笑われた
- 「I love you I love you Forever」は本来ならば佐藤優樹のパートだが、 20th Anniversary ver.では歴史を感じられるよう一番新しいメンバーに歌わせたいというつんく♂の意向で横山玲奈が歌っている
- つんく♂の言う通り将来は自分がモーニング娘。のメンバーだったことを母親として子供に自慢したい
- 小田と牧野は、実はオーディション時からの顔見知りなので娘。メンバー内ではお互いに一番付き合いが長い